師匠、聞いてください!
筋トレを始めて脂肪が筋肉に変わってゴツくなったんですよ〜!
ほう、それはよかったな!
しかし、脂肪が筋肉に変わるなんてことはバカにされるので今後言わない方がいいぞ。
確認ですがみなさんは、「脂肪」が「筋肉」に変わると思っていませんか?
もし、思っていたなら今すぐその「勘違い」を捨てましょう。
まぁ、テレビなんかでも脂肪が筋肉に変わるなんて放送をしてますからほとんどの人が脂肪が筋肉に変わると思ってるんじゃないかなぁと思います。
しかし結論を言うと、
「筋肉」 → 「脂肪」に変わらない
「脂肪」 → 「筋肉」に変わらない
これが事実です。
世の中の噂で言われていることは全て嘘です!
脂肪は脂肪、筋肉は筋肉なんです!
なぜ「脂肪」が「筋肉」に変わらないのか?
筋肉の主成分は「タンパク質」です。
そして、脂肪の主成分は「脂質」です。
つまり、そもそもの材料が違うので筋肉が脂肪になることはありえないということです。
もう少し詳しく説明すると、筋肉が作り出される過程というのは、
- 筋トレ
→筋タンパクを合成するようシグナルが出される
- タンパク質摂取
→アミノ酸が血中へ流れる
→血中のアミノ酸を材料に筋肉が作られる
ざっくりこんな感じです。
この過程を見てわかるとおり、脂肪は存在しません。
筋肉が作り出される過程で脂肪は存在しない、つまり脂肪は筋肉には変わらないということです!
「筋肉」が「脂肪」に変わると思われている真実
先ほどもお話ししたとおり、脂肪は筋肉には変わりません。
そして、反対に筋肉に脂肪が変わることもありません。
これは是非覚えといてください!!
では、なぜ「筋肉」は「脂肪」に変わるといわれているのでしょうか?
おそらくみなさんが想像するのは、
「昔は筋トレをしてたけど今はやめて筋肉が脂肪に変わって太った」
という人をよく見かけるからではないでしょうか。
でもこれ実は、「単に筋肉が減って、脂肪が増えているだけ」です。
もしくは、筋肉量は変わっていないけどその上に脂肪がのっているからかもしれません。
なので、見た目は太ったように見えて、結果として「筋肉が脂肪に変わった」という勘違いをするのです。
ジムだけでなく一般会話でも使わない
さて、筋肉と脂肪の関係性についてはご理解して頂けたと思いますが、間違っても「脂肪」が「筋肉」に変わるなんてことをジムや日常会話などで言わないようにしてください!
これを言ってしまうと、
「あ、こいつ分かっていないな」
とバカにされてしまいます。
一見、「脂肪が筋肉に変わる」って言葉をいうと相手に響きやすいのもわかります。
ですがそれは間違いなので、もし相手から言われたとしても聞き流すかもしくは「事実」を教えてあげましょう。
まとめ
今回は、脂肪が筋肉に変わらないということをお話ししました。
そして、何度も言っていますが筋肉が脂肪にも変わりません。
その理由は、筋肉・脂肪共に作られる材料が違うからです。
テレビやマスコミなどの影響で、間違った認識をしている方も少なくはないと思うので、是非「真実」を教えてあげてください!
最後までご覧頂きありがとうございました!